統計とは
そもそも「統計」って何なんでしょう?ってところに今回は着目してみました。統計とは現象を調査することによって数量で把握すること、または調査によって得られた数量データのことを言います。
国家を統治するための基礎資料として活用されてきた歴史をもつ統計は、建造物建設のための調査や兵役や徴税のための調査といったように、人口や土地等については古くから利用されてきました。近代国家が成立した頃からは政策の企画・立案のために利用されるようになり、それに伴い調査範囲も広がったとされています。
ナポレオンの言葉には「統計は事物の予算である。そして予算なくしては公共の福祉も無い」とあるように1800年にはフランス、1828年にはオーストリアで国の調査機関が設立されるなど、統計は重要視されてきたのです。
パソコンの普及、分析手法の発達に伴って大学や企業なども統計を利用するようになり、「国のためのデータ」から「国民のためのデータ」へとその性質は変わってきているようです。
ちなみに日本では律令制における戸籍に統計の始まりを見ることができます人口や土地面積等の把握は国家統治の基本であり、日本においても検地として歴代の国家主体・政治主体により実施されてきました。
だけどこれらは調査方法が統一されていなかったり、調査・集計の体制が一貫していないなど、統計情報としての正確性に疑義がもたれるものでしかありませんでした。
調査方法を統一し、集計体制を整えた近代的統計を日本で初めて実施したのは明治政府でした。日本でもそんな頃からすでに統計学の重要性を見出し、利用されてきたんですね。
統計の歴史は古く、奥が深いということがよく分かりました。まだまだ語りたいことはありますが、長くなってしまうので今回はここまでとしておきましょう。
Posted on 12月 27th, 2011 under 統計
